開催趣意

生物遺伝資源の超低温保存研究集会 Cryopreservation Conference 2020 のご案内

 Cryopreservation Conference は今年で7回目の開催となります。今年は COVID-19 の影響のため、長期にわたる外出自粛・都市封鎖などが実施され、人の手による生物遺伝資源の維持・継代・管理が非常に困難な状況に陥っています。そのため、多様な生物遺伝資源に利用できる実践的な超低温保存技術開発および技術移転が、かつてないほど求められていると感じています。
 今年度の Cryopreservation Conference 2020 はオンラインで開催いたします。本カンファレンスでは、生物遺伝資源の長期保存技術において、生存を可能にする、あるいは、組織が障害を受けるメカニズム解明などの研究に携わる研究者の皆様から発表いただき、活発な議論が交わされます。今後の保存研究の方向性や有用性および広がりを探ることのできる大変有意義な会になっています。生物・技術・薬剤・保管施設などの関係者の皆様、その他多くの皆様にご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。

オーガナイザー 田中大介